プロセスジオメトリの微細化と設計しなければならない機能の複雑化に伴い、パワー・マネージメントは製品開発において非常に重要な要素となっています。パワー・マネージメント・テクニックには、さまざまな方式の多電圧制御手法があります。デザインの機能が複数の電圧で制御されているため、その検証の複雑性の克服と要求される精度の達成は重要な問題です。多電圧設計には、あらゆる電圧状態での機能の検証、および電圧遷移とシーケンスの検証が欠かせません。加えて、複数の電圧が同時に変化するデザインでは、複雑かつ高度な検証手法が必要になります。電圧を0または1として扱う従来の検証手法では、パワー・マネージメント・テクニックを用いたデザインのバグ検出には不十分なのです。
この問題に対処するため、シノプシスでは、完全かつ先進のローパワー・マネージメント検証ソリューションをご提供しています。ダイナミック多電源シミュレータ
MVSIM、そして電圧の状態を考慮したスタティック・チェック・ツール MVRC は、パワー・マネージメント機能を総合的に網羅した検証を実行します。MVSIMならびにMVRCは、電圧状態を考慮した検証を実行することにより、パワー・マネージメント機能の検証に必要な高い精度と検証カバレッジを実現します。優れた性能を備えたMVSIMならびにMVRCにより、これまで見過ごされてきた多くの重要なバグも発見できるようになります。
また、MVSIMはVerilog Procedural Interface(VPI)やProgramming Language
Interface(PLI)経由でVCSと連携し、コ・シミュレーションを実行します。VCSは、論理部分の機能シミュレーションを実行し、MVSIMは、デザイン中のパワーマネージメント機能部分を検証します。この組み合わせにより、パワー・マネージメント・テクニックを用いたデザインを完全に検証することができます。
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